乾燥
昨日、加工場に桧の材料が入荷しました。
あまり乾燥していないのて、立てて乾燥することにしました。
立てての乾燥には、一点、注意があります。
木の先(てっぺん側)を下にすること。
こうすることで、木材の中の水分が早く抜けていきます。
なぜなら、木は重力に逆らって根から水分を葉の先まで送る為、
下に水分が下がりにくい構造になっています。
簡単な例えで、ロートを逆さまにしたようなもの(絵1)、
先を下にすると(絵2)のように水分が抜けやすくなります。
ちなみに、山では木を伐採したあと、しばらく枝葉を残したままにしておくと、
幹の水分を葉が吸収して早く水分が抜けると言われています。(葉枯らし)
資材課の三宅でした。