EV充電設備の進化💡

最近、電気自動車(EV)の普及が進み、住まいづくりのご相談の中でも「EV用充電設備を設置したい」というお声が増えてきました。
EV充電設備は、後から設置しようとすると配線工事や分電盤の変更などで大掛かりになることもあります。
そのため、当社ではお家づくりの計画段階で「将来EV車をどう考えていらっしゃるか」をお伺いし、あらかじめ準備をおすすめしています。
EV充電器は大きく分けて2種類
■ コンセントタイプ(出力:3kW)

・コストを抑えられる
・見た目がすっきり
・充電器本体にケーブルは付いていない
例えば40kWhの車の場合、約16時間でフル充電となります。
EV車購入時に専用ケーブルを準備し、充電のたびにケーブルを取り出して接続する手間はありますが、初期費用を抑えたい方や、将来の使い方を様子見したい方に向いているタイプです。
■ ケーブル付充電器(出力:3kW/4.8kW/6kW)

・本体にケーブルが付いているため、差し込むだけで充電開始
・出力によって充電時間が短縮できる
特に6kWタイプは、3kWの約半分の時間で充電が可能です。
ただし、6kWの場合は太い配線が必要になったり、主幹ブレーカーの容量変更が必要になったりと、充電器本体以外のコストもかかる場合があります。
そこで最近注目されているのが4.8kWタイプです。
3kWより充電が早く、6kWほどの大きな設備変更が不要なケースも多いため、コストと性能のバランスが良い選択肢として人気が出てきています。
将来を見据えた「先行配線」という考え方
今回、パナソニック株式会社様にお越しいただき、実物の商品をご紹介いただきました。


将来6kWのケーブル付充電器『ELSEEV hekia S』へ、スムーズに交換できる『端子台付き先行配線ボックス』も見せていただきました。
最初は充電コンセント(3kW)として使用し、将来ライフスタイルが変わったタイミングで6kWへ変更する、という柔軟な計画も可能です。
以前も勉強会をしていただきましたが、今回新しい情報も知ることができ、実際に線の太さを見て触れてみたり、施工に必要な条件や注意点を教えていただいたりと、とても実践的な勉強会となりました。
営業・設計・工務など各部署のスタッフも参加し、日頃疑問に思っていたことを直接質問できる貴重な機会になりました。
EVは今後ますます身近な存在になっていきます。
それとともに設備のほうの機能や性能も向上してきます。
お客様のご要望や将来設計に寄り添ったご提案ができるよう、日々進化する商品や世の中の流れをしっかり学んでいきたいと思います。
デザイン室 川上