工務店に木材倉庫があるメリットとは?品質維持とコスト削減の秘訣

森本工務店の他社との違いのひとつに『「木材倉庫」を持っている』という点が挙げられます。

木材倉庫を持っていると持っていないのとでは何が違うの?

お客様にとって木材倉庫を持っている会社で建てるメリットは?

について深堀りしたいと思います。

分かりやすくするために、倉庫を持っていなかったらどういったことが起こりうるのかを説明します。

1. 価格の「波」にモロに影響される

倉庫がないということは、「今、必要な分を今の相場で買う」しかありません。

不利な点: ウッドショックのように世界的に木材が値上がりした時、在庫がない会社はお客様にそのまま値上げを提示せざるを得ません。

自社の強み: 私たちは「安い時に良いモノを買っておく」という価格のゆとりを持っています。相場に左右されず、安定した価格でお客様に提供できるのは、大きな安心材料です。

2. 「どこにでもある家」になりがち

カタログから注文するだけの会社は、問屋さんが持っている「規格品(量産品)」しか手に入りません。

不利な点: どのお家も同じような表情になりがちです。また、一点モノの天板や珍しい丸太を使いたくても、その都度探して取り寄せるには膨大なコストと時間がかかります。

自社の強み: 私たちの倉庫には、他にはない「掘り出し物」が眠っています。「この木をあそこに使いましょう!」というプラスアルファの提案ができるのは、在庫を持っている会社だけの特権です。

↓倉庫から出してきた材料を敷台やカウンターに使った例

3. 「木のコンディション」をコントロールできない

注文して届いた木を、そのまま現場で使う。一見効率的に見えますが、実はリスクもあります。

不利な点: たとえるなら「ネットスーパーでお任せ注文」をするようなもの。新鮮なものが届くかもしれませんが、自分の目で「今日の一番いいトマト」を選べるわけではありません。木材も、その家に合うかどうか、最後は材木屋さん任せになってしまいます。

自社の強み: 私たちの倉庫は、言わば「自社の市場」。数あるストックの中から、お客様の家の特徴に合わせて、「この迫力ある木目の板は、あのお客様の家のリビングの主役にしよう」と、適材適所で使い分けることができます。「妥協しない、見えない部分にこそこだわる」というのが会長時代からの教えです。

ここからは当社の木材倉庫の運用方法をお伝えいたします。

1. プロの「目利き」が光る、仕入れ術

木材の世界にも、実は「旬」や「掘り出し物」があるんです。

「市(いち)」 での木材を賢く仕入れる: 木材にも、実は野菜や魚と同じように「市(いち)」があります。私たちは定期的にその市に足を運び、プロの目で直接買い付けを行っています。

「旬」を逃さない: 実は、木には「伐るのに最の時期」があるのをご存知でしょうか?秋分から春分にかけての寒い時期、木は成長を止め、水分を吸い上げるのを休んでいます。この「水分が少ない時期」に伐り出された木は、乾燥させた時の強度が高く、虫がつきにくく、仕上がりのツヤに差が出ます。この最高の状態の木は、一年のうちで限られた時期にしか市場に出回りません。私たちは、その「旬」のタイミングを逃さず買い付け、自社倉庫で大切に保管します。

木材も時期によって安くなるタイミングがあります。その「安い時」にドカンと買って倉庫にストックしておく。これがコストダウンの秘訣です。

2. 「もったいない」を「安心」に変えるネットワーク

長くこの地域で商売をしていると、残念ながら廃業される材木屋さんに出会うこともあります。
「長年大事にしてきた在庫を、価値のわかる人に使ってほしい」 そんな時、私たちはその木材をまるごと引き受けます。自社倉庫があるからこそできる「レスキュー」です。


【木材倉庫を持つことのお客様へのメリット】

①コストを抑えられる

安い時にまとめ買いして倉庫にストックすることで、相場に左右されず、「普通なら手が届かないような高級な木材」を、手の届く価格でご提案できます。

②品質の良い材料を提供できる

木材は、切ってすぐ使うよりも、じっくり乾燥させた方がずっと強くなるのをご存知ですか?
今の家づくりは「機械で強制的に乾かした木」が主流ですが、当社の倉庫では、あえて時間をかけて「自然乾燥」させています。

強度がアップ: じっくり乾いた木は、狂いや反りが少なく、家に取り付けた後も動きにくいです。乾きが甘い材料を使うと、エアコンなどの乾燥で割れたり、反ったりしやすくなります。

香りとツヤが違う: 自分のペースで乾いた木は、油分が残るため、香りが良く、年月とともに美しいツヤが出てきます。

世界に一つのデザイン「一点モノ」の天板や丸太が、家の主役になる

当社の倉庫で一番長く過ごしているのは、実はカウンターに使う大きな板(天板)や、立派な丸太です。

個性を出せる「一点モノ」:圧倒的な存在感を放つキッチンカウンターや、吹き抜けを支える太い丸太。これらはカタログ注文では手に入りません。

じっくり「寝かせて」強くする: 切り出したばかりの木は水分を含んでいます。当社の倉庫で数年、ゆっくりと自然の風に当てて乾燥させることで、家に入れた後に「反り」や「割れ」が起きにくい、本当に強い木へと育つのです。

まとめ

「倉庫がない会社は、毎日スーパーに買い物に行く生活。 当社は、大きな冷蔵庫とパントリー(貯蔵庫)がある生活です。

毎日買い物に行くのは新鮮に見えるけど、大雨が降れば買いに行けないし、野菜が高騰すれば高いお金を払うしかない。 しかし当社は安い時にまとめ買いをして、さらに『美味しい漬物(熟成させた木材)』まで自家製で作っている状態なのでお客様にいつでも安くて美味しい料理(良い家)が提供できるといったところでしょうか。

倉庫をもっと少し見てみたい方はこちらの下の方にあるGoogleインドアビューから内部を見ることができます!

また、倉庫に眠っていた掘り出し物の端材の販売も行っております!こちらで紹介しています

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