伝統工法と在来工法
お客様より「伝統工法と在来工法って違うの?」とのご質問を頂きましたので、共有したいと思います。
答えは「はい!違います。」です。
伝統工法とは、古民家(昭和25年以前の建物)に見られるような、昔ながらの木を組み合わせた工法のことです。
柱や梁(はり)など構造材をつなぎ合わせるのに釘をあまり使わず、凸(ほぞ)と凹(ほぞ穴)のように刻んだ木を組み合わせて固定します。
それにより接合部は柔軟になり、地震の揺れも柔らかく受け流す昔の人の知恵です。
土台は、地面に石を置いて柱をのせるだけで固定はしていません。
なので、地震の際は少し浮き上がって地盤からかなれることで揺れを軽減し家を守ります。
↑ 柱や梁は金物で固定されていません。
在来工法は、伝統工法を基本にしながら、現在の建築基準法に合わせて、柱や梁などのつなぎ合わせる部分や、基礎と土台の間を金物で固定する工法です。
筋交いや火打ちといわれる斜材を入れ三角形の型を作ってガッチリ自信を受け止める構造になります。
↑ 筋かい、柱を金物で固定しています。
これだけでは、なかなかピンとこないかもしれませんので、ぜひ弊社の営業スタッフ(建築士)におたずねください!
新築の施工事例です。
古民家再生の施工事例です。