神主さんは何て言ってるの? その1
昨日の祭事に続いて地鎮祭の話です。
地鎮祭の時、神主さんが喋っている言葉の意味分かります?
「こーしんのぎ」
「てっせん!」
「のりとそーじょー!」
必殺技のように聞こえるお言葉。
何となく次に行う事を言っているのかな~とは理解されていると思いますが、式途中、神主さんが
「ウォ~~~~~」
という声を発するの何?と思われている方も多いと思います。
ということで地鎮祭の時出てくる言葉の説明をさせて頂きます。
まず、『降神の儀(こうしんのぎ)』ですが、神主さんの「ウォ~~」という声とともに神籬(ひもろぎ)に神様をお迎えすることです。
逆に『昇神の儀(しょうしんのぎ』とは、地鎮祭の儀が終了し神様をお返しすることです。
『献餞・撤餞の儀(けんせん・てっせんのぎ)』ですが、『献餞の儀』はお供え物や玉串料を神様に献じる儀式です。
また、お酒が入った徳利やビンの蓋を捕ることによってそれと同じ意味を表します。
『撤餞の儀』はその逆で、お供え物や玉串料を下げることです。
これも徳利やビンの蓋を閉めることでそれと同じ意味を持たせているそうです。
意味が分かれば祭事を行う理由も理解できますね。
ということで、次回も地鎮祭の語句説明をさせて頂きます。