手紙~拝啓十四の君から~
私、先日、地元中学校で5時間目の授業を担当してきました。
なぜ、建築会社のオジちゃんが授業を?
今年は、コロナの影響によりいろいろな学校行事が開催できていないようです。
例年行われている中学2年生の職場体験(チャレンジワーク14)が実施できておらず、職場体験をする前に、授業で地元で働く人の話を聞く機会も無かったそうです。
そこで、立志式の関連行事の一つとして「立志記念公演」が設けられたようです。
そしてなぜか私に、校長先生から白羽の矢が立ち、地域貢献になれば!と安請け合いしてしまいました。
授業は、蜜を避けるため、教室ではなく体育館での開催。
いざ、体育館にくと、4クラス分の生徒さんが整然と体育座りをして待っていました。
授業は、私が建築という仕事に就くまでの話、建築の魅力、仕事で学んだこと、社会人として大切にして欲しいことなどを建築写真等を交えをお話ししました。
※ほぼパワーポイントの画像頼りでしたが。
私の中学生時代のイメージだと、ワイワイガヤガヤとざわついていたり、走りまわったりと、とても話を聞いてもらえないのではないかと心配しておりましたが、杞憂に終わり、みなさん、微動だにせず一所懸命話を聞いてくれました。
時に挙手を促してみたのですが、皆さんきちんと手を挙げて反応してくれ感激しました。
授業後、先生方や生徒さんから
「わが家は森本工務店で建てました。」
「うちは森本工務店でリフォームしました。」
など、ありがたいお言葉をいただきました。
地元はありがたいですね~
また、過日、中学生の皆さんからお礼の手紙を多数いただきました。
↑ みなさん私と違って字がキレイ!
「教わったことを実践していきたい。」
「建築の魅力をとても知ることができ良かった。」
「一級建築士やインテリアコーディネーターに興味を持ちました。」
「ものごと知っていても実践しなければ意味がないと思いました。」
などの嬉しい言葉があれば、
私が毎朝中学生から「おはようございます!」と声をかけてもらえて嬉しいとお伝えしていたところ、
『私は、毎朝登校中に合う方に「おはようございます!」と大きな声であいさつをするようにしていて、それが無駄ではなかったんだなと思えてうれしかったですし、これからも続けていこうと思いました。』
なんてありがたいお言葉も頂戴しました。
また、私の学生時代、進路選択について両親との関係性のダメっぷりをお話ししたところ、
『会社を営んでいく上で経済を知っておくのは大変重要なこと、それを分かって欲しくて、ご両親は進路を決められたのだろうと思い・・・』
と励ましのお言葉も頂戴いたしました。(TT)
今回、とても貴重な経験をさせて頂いた地元中学校に感謝いたします。
立志式ということで、今後の進路や将来の目標などが明らかになる機会になってくれていたら嬉しいです。