建築技術で地域貢献
地元 倉敷市玉島に『溜川公園(ためがわこうえん)』といわれる湖水公園があります。
玉島の中心の流れる溜川のほとりにあるこの公園は遊具だけでなくビオトープや水鳥観察小屋などがあり、大人から子供まで楽しめる公園となっており、休日は多くの家族連れで賑わっています。
その公園内に生息する絶滅危惧の『ダルマガエル』のモニュメントがあり、そこに屋根を付けてほしいとの依頼が森本工務店にありました。
そこで、当社で施工させていただいた神社風の屋根の設置が昨日竣工いたしました。
↑ ビフォー
↑アフター
匠の技を駆使し、大工さんが手刻みし、板金屋さんが銅板の屋根を葺いたものです。
今後、経年により木部が風格を増し、屋根に『緑青(ろくしょう)』が表れてくるともっとカッコよくなります!
屋根の銅板が青緑色になる現象をを緑青(ろくしょう)と呼ぶのですが、これこそが銅板の魅力とされています。
神社仏閣や鎌倉の大仏、アメリカ合衆国のの自由の女神などは、『緑青』を美術的観点から取り入れているそうです。
もちろん、美しさだけでなく、表面にあらわれる『緑青』が銅板を覆うことで耐久性を高めているのです。
日本の伝統技術ってすごいですね~
昨日は、溜川大清掃に参加し、公園美化のお手伝いもさせていただきました。