住宅は室温より体感温度が大切!
朝晩は涼しい風が気持ちよい季節になってきましたね~
窓を開けて、優しい風を感じ、虫の音色を聴きながら寝るのが楽しみのひとつです。
※嫁さん曰く、布団に入ったら10秒以内にガーガーイビキをかいて寝てるそうですが・・・(>_<)
日中は、まだまだ暑いですが、窓を開けて風が入ってくると気持ちいいですよね!
建築学的に温熱的快適性に①気温 ②湿度 ③気流 ④放射(ふく射) ⑤代謝量(人の動き) ⑥着衣量 の6要素があり、それらのバランスにより快適になったり、不快になったりします。
たとえば、『気流』では、高温でも風があれば涼しく感じ、低温で風が強いと体熱が奪われてより寒く感じます。
また、湿度が10%下がれば体感温度は1℃下がり、風速が1mあれば体感温度が1℃下がります。
最近、ちまたで建築されている住宅の多くは、省エネ・ローコストを意識するあまり、家の窓が小さくなり、エアコン頼りの生活が増えています。
確かに夏、室温を下げるにはエアコンは有効ですが、体感温度や快適性は、木陰の涼しさにはかないません。
冬暖かく夏涼しい家づくりには、建物の性能値だけでなく、身体で感じる気持ちよさをしっかり考えたいですね。