岡山県への移住で選んだ、海を望む築80年の古民家リノベーション
岡山県への移住をきっかけに購入された、海を望む古民家。築80年の母屋と築50年の離れが持つ趣を残しながら、現在の暮らしに合わせてリノベーションしました。母屋では断熱改修を行い、玄関以外の段差をなくしたほか、和室の一部を板張りの空間へ変更。離れでは既存の構造や建具を活かし、長く使われてきた住まいの表情を引き継いでいます。
【ヒノキの床で仕上げた玄関ホール】
玄関ホールは和の趣を残しながら、床・壁・天井を新しく張り替えました。床にはヒノキを使用し、既存部分と新しい仕上げを組み合わせています。住まいに入ったときにヒノキの香りを感じられる玄関ホールです。
【天井と建具を残して改修した母屋の座敷】
玄関横の座敷では、既存の天井と建具をそのまま活用しました。壁を塗り替え、畳を新しく敷き替えることで、残す部分と手を加える部分を分けながら改修しています。庭を眺められる座敷として、古民家らしい室内の構成を引き継ぎました。
【畳コーナーをなくし、ナラの床で仕上げたLDK】
LDKは、隣接していた畳コーナーを撤去してリビング部分を広げました。床材にはナラを採用。室内に残る独立柱もそのまま見える構成とし、既存住宅の要素を活かしながら現在のLDKへと整えています。
【洋室と和室をつなげてつくった寝室】
もともと洋室と奥の和室を仕切っていた壁を撤去し、一つの寝室へ変更しました。二つに分かれていた空間をつなげることで、既存の間取りを現在の用途に合わせて活用しています。
【畳から板張りへ変更した離れの作業部屋】
離れの座敷は畳を撤去し、板張りの作業部屋へ改装しました。和室として使われていた空間の構成を活かしながら、用途に合わせて床の仕上げを変更しています。窓から庭の緑を眺められる作業部屋です。
【既存建具を活かして改修した離れの寝室】
西棟で座敷と二間続きだった和室も、畳を撤去して板張りの寝室へ変更しました。既存の建具はそのまま活用。長く使われてきた建具を残しながら、新しい用途に合わせて室内を整えています。
【梁丸太を残した小屋裏部屋】
小屋裏部屋には、力強い既存の梁丸太が現れています。現在はお子様の秘密基地として使われており、古民家にもともとあった空間が新しい使い方へと受け継がれています。