家づくりの豆知識|木材の「木表」と「木裏」の違い、ご存知ですか?

家づくりに欠かせない木材には、「表」と「裏」があるのをご存知でしょうか?

樹の中心(樹芯)に近い側を「木裏(きうら)」、樹皮に近い側を「木表(きおもて)」と呼びます。
この木表と木裏、どちらを上にして使うかによって、仕上がりや性能に大きな違いが出てくるんです。

たとえば階段板や床材では、「木表」を上にして使うのが基本。
木目が美しく見えるだけでなく、反りや割れが起こりにくく、長く快適に使えるからです。
(※木材の種類や用途によって例外もあります)

実はこれ、高校の建築科でも教わる「基礎の基礎」。

宅建士やインテリアコーディネーターの試験問題にも出てきます。

ですが、最近ではこの基本を知らない職人さんや現場監督も増えてきているようで、ちょっと心配な話も耳にします。

せっかくのマイホーム。細かなところにも気を配って、納得のいく家づくりをしましょう。

⇑の写真の階段板は、上面に「木表」が使われています。年輪の向きにもぜひ注目してみてくださいね。

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