カリン
以前、木材市場へ行ってきた時の写真が出てきたのでご紹介。
市が始まる前にいろいろ物色していたら、すでに製材して、敷居に加工してある『カリン』がありました。
↑ カリン 鋸の跡が見えるでしょ!
『カリン』は東南アジア沿岸でに生殖している木で、
日本で砂糖漬けにしたり果実酒にする『花梨(かりん)』とは全く別物です。
赤身の強い色をしており、仏壇や床柱、框に使われているカチカチに堅い木です。
市場に置いてある『カリン』の敷居の裏側を見てみると、
ノコギリで挽いた跡がくっきり残っています。
(写真で見えるかしら?)
この木はとても堅いので、
東南アジアのどこかの国の人がとても苦労して、鋸を挽いた姿が想像できます。
木材ひとつ、鋸の跡ひとつにもドラマがありそうですね。