後藤のプチリフォーム 「本焼き板」張り替え編
OB様宅で、外壁の焼き板を張り替えさせていただきました。
ありがとうございました。
西側で風当たりもよく、長年風雨にさらされて、
炭が落ち板の表面の見えているところもありました。
このあたりでは、焼き板の家ってよく見かけますよね。
昔は、船の板を焼いて耐久性を持たせたとか。
そのなごりもあるのでしょうか?
〈施工前〉
〈施工後〉
「本焼き板」とは、杉板の表面を高温で焼き、炭化させた外壁板です。
炭化させると表面が炭でコーティングされた状態になるので、耐水性、耐久性が高まって長持ちするそうです。また、一度焼いて炭にしてあるので、燃えにくく、腐りにくいという特徴があり、防虫、調湿効果もあるそうです。
岡山の海沿いの地域は、肥沃で農業に適していますが、水はけが悪く、湿気の多い土地なので、家を長持ちさせるために欠かせない、気候風土になじむ外壁の板だったのでしょう。
「本焼き板」の家並み風景っていいものですね。
特に、海沿い川沿いの地域には馴染んでいると思いませんか?
お客様サポート課の後藤でした