高圧洗浄機の使用にご注意!
年末の大掃除や、暖かくなってきたタイミングで
外回りのお手入れをされる方も多いのではないでしょうか。
最近、お客様から
「外壁を高圧洗浄機で洗っていたところ、塗装がはがれてしまった」
というご相談をいただきました。
高圧洗浄機は、コンクリートや土間などには非常に有効ですが、
外壁の塗装面に対しては注意が必要です。
外壁塗装は、見た目をきれいにするだけでなく、
雨や紫外線から家を守るための“保護膜”の役割をしています。
この塗膜は、経年や環境の影響によって、
一見わからなくても少しずつ弱っていきます。
その状態で強い水圧を当てると、
- 塗膜が部分的にはがれる
- 目地や細かな隙間から水が入り込む
- 外壁材そのものを傷めてしまう
といったことが、築年数の浅いお住まいでも起こる可能性があります。
特に最近の高圧洗浄機は性能が高く、
想像以上の水圧がかかっているケースも少なくありません。
「汚れがよく落ちるから安心」
「見た目がきれいになったから大丈夫」
と思っていても、実は外壁に負担をかけていることもあります。
外壁の汚れが気になる場合は、
- 水圧をできるだけ弱める
- 外壁から距離を取って使用する
- 気になる場合は無理に洗わず専門業者に相談する
といった点を意識してみてください。
大切なお住まいを長く守るためにも、
高圧洗浄機の取り扱いには十分ご注意ください。