造りつけ家具
こんにちは。資材課の三宅です。
下の写真は、K様邸の食器棚(下側と上側)です。
下側
上側
当社では、ほとんどの造り付け家具を加工場で組み立てるか、
パーツを作って、現場で大工さんが組み立てています。
今回、食器棚下側の天板には、杉の板を使っています。
幅600(60㎝)で長さ3㍍ちょっとですが、さすがに一枚ものは厳しく、
似た杉板を貼り合わせています。
貼っているとは思えないでしょう。合わせるのに苦労しました。
(白色と赤色の境目で貼っていると思われるかもしれませんが、そこでは貼っていません。)
むくの木なので、当然、節があります。
(木には、枝がでています。その部分が節になります。)
今回の板にも、2個の節があります。
しかしながら、微妙な木取り(寸法取り)で、この節2個は、上側の食器棚で隠れるようにしています。
天板以外は、メルクシパイン(松系の木)の積層材を使っています。
長さ、幅をカット加工して、可動棚用のレールの溝をついて
加工場大工の川西さんの出番です。
溝を彫り、ほぞをつくって組み立てていきます。
出来上がりを、現場監督が持っていって、大工さんに取り付けてもらいます。
川西さんとふたりで今日もお仕事、頑張っています。