天然素材(天然木)
日本における建物では、2000年以上前から、
土・石・木を中心にした家造りがされてきました。
当時は、当然ながら天然の素材を使用する以外に方法はなかった訳ですが、
特に1960年代に入ると、新建材と呼ばれる建築用材が次々と開発されて、
住宅に使用する素材も、構造も、デザインも変わってきました。
当時うぶ声をあげた当社では、最新の各種性能をも確保しつつ、
頑固なまでに天然木材を多用した家造りを頑張っています。
杉材の肌触り、調湿効果、香りが大好きなお客様に出会い、
杉材を玄関・LDK廻りにふんだんに使用させて頂きました。
玄関の敷台・床材・建具材。
吹き抜けのリビング階段・天井化粧梁・フローリング。
さらに、ベンチ兼用のカウンターと、一枚板を使用させて頂きました。
桧・松の丸太を樹形そのままに天井の化粧梁として使用。
屋根・二階床を支える構造材としての機能も持っています。
桧・杉の一枚板をキッチン廻りのカウンター類に使用。
何枚かを貼り合わせて、幅広に加工も可能です。
トイレの手洗いカウンターに、桧の一枚板を。
自然樹形のままも可能です。
自論を展開するつもりはありませんが、人間も所詮は動物です。
自然環境での生活が、一番居心地がいいのでは?
ご存知の通り、天然木材には欠点もあります。
欠点を長所として生かす知識と、経験も必要です。毎日が勉強です。
営業部 太田