2つの古民家再生
古民家再生工事をしている2件の現場に行ってきました。
3月に来た時は梁や柱や土台の骨組みだけでしたが、
床が出来て、サッシがつき、少しずつ部屋の形が見えてきています。
こちらのリビングは、天井をたっぷりと高くとり、トップライトから光を採りこむ予定。
前の住まいとがらりと変わって、とても解放感ある空間になりそうです。
3週間前に芽を出していたフキノトウは大きな葉っぱに成長し。
敷地内の池には、小さなザリガニ?みたいな生き物が冷たい水の中を元気に動いていました。
桜が終わり、季節は少しずつ進んでいるなあと感じながら、
もう1つの現場へ。
こちらの現場では、大工さんが2階の梁の上で加工中。
玄関に立つ2本の柱は、監督さんが自分の目で探してきた、
珍しい天然絞りの面皮柱だそうです。
昔の軒と新しい軒が繋がり、奥ゆかしい柱と供に新たな玄関の顔になっていました。
2つのお宅とも、それぞれ昔の面影を残しながら、新たな住まいへと生まれ変わっていて、
現場に行くたびに少しづつ姿を変えている過程を見られるのがとても楽しみです。
デザイン室 濱西