木のもつ表情
初めまして新入社員の秦野です。
木は丸太の状態から板をとる際の取り方によって大きく分けて二つの表情があります
(いため)
一つ目は『板目』
丸太の中心を通らない場所で板をとった場合で皆さんが思い浮かべるザ・木目ではないでしょうか
板目のランダムな木目は、木の力強さや、木の柔らかさを感じさせてくれます。
木目がランダムで、節が多いですが、それが逆に木の存在感を際立たせます。
年輪の幅にムラがあるため、乾燥すると収縮や湾曲が生じやすいというデメリットがありますが
水を通しにくく強度があります。そのため、雨の当たる外部の材料としても使用されます
(まさめ)
二つ目は『柾目』
丸太の中心を通る延長線上で板をとった場合で真っ直ぐきれいに流れる木目です。
好みにもよりますが、そのきれいに平行に流れる木目はすっきりとした印象です。
また、収縮や反りなどが小さく、板目に比べ狂いが少ないです。
丸太の中心を通るようにして切断される時だけにできる木目であるため、
必然的に1つの丸太から取れる柾目の木材は板目のものよりも少なくなります。
そのため、価格も柾目の木材は高くなってきます。
木っておもしろいですね。
営業 秦野