木舞竹
こちらの現場の壁には『木舞竹(こまいだけ)』を貼って仕上げています。
『木舞竹』とは、竹を細長く縦割りにもので、土壁の下地・骨組みとして使われる物です。
普通の竹だとツルツル・テカテカして工業製品っぽいのですが、
『木舞竹』だと渋い感じで仕上がっています。
↑ この壁の向こうには・・・
自然素材の家づくりを好まれるお客様は、
家全体が工業製品でテカテカした家よりも、
素材が持つ奥深い存在感や艶を抑えた感じがお好みのようです。
もちろん私も後者です。
ちなみに、一年中どこにでもある竹ですが、
伐り時期によって強度・耐久性が全く変わってきます。
伐り時期を間違えると数年でボロボロになってしまいます。
魚・野菜・果物に旬があるように建築材料にも旬があるんですよ!
代表取締役 森本 一