角面(カドメン)
こんにちは。資材課の三宅です。
前回、丸面を紹介したので、今回は、角面について紹介させていただきます。
写真は、K様邸の玄関框です。
桧を使っています。角を大きく面をとっているのがわかると思いますが、これが角面です。
面の大きさによって、面の幅が2ミリ程度までを糸面(いとめん) または、カンナ面、
面幅5~10ミリ程度を大面(おおめん)と言います。
または、面幅を3ミリ取ることを一分面、6ミリ取ることを二分面と言うこともあります。
仕上げは、面取りカンナ(角面用)を使います。
前回、面取りは、ケガの防止を目的にしていると書きましたが、尖っている物そのものの欠けやすい角の部分を削ることで、その懸念を解消する目的もあり、意匠上の一つの手段として、見せるために面を取ることもあることを付け加えておきます。