3世代が仲良く暮らす家
和の趣漂う外観が印象的な住まいが完成しました。玄関ポーチの壁や玄関ホールの床は贅沢にヒノキの板を張っています。現場監督の多彩なアイデアでオリジナルのカウンターや机を取り付けた他にはない住まいとなりました。
軒がある広い玄関ポーチ。
下駄箱の側板(写真では右に見えている板)は一枚ものの杉板を張り付け、重厚感を漂わせています。床はヒノキの柾目板。玄関に入ると木のやさしい香りが広がります。
【柾目板・・・年輪が平行な木目を柾目と言います】
身長を越える高さの腰板と4連の梁が目を引くLDK。無垢の浮づくり仕上げの杉で統一された空間は森の中で過ごすような心地よさです。
ダイニング
8帖の和室。太陽の光をたくさん取り入れるために、サッシ・建具を大きくしました。格子建具は障子紙ではなく、割れな“ワーロン”という素材の障子紙風のものを採用しました。3枚引き戸を開口すると、LDKと一体となりとても広々とした空間になります。
お母様の部屋はリビングとは離れた位置に設けました。「同居しているけれど、独立王国の気分」と喜ばれています。造り付けにした書棚と机で、趣味の書道を愉しまれています。
現場監督が床の間代わりに提案したギャラリースペース。ベンガラ塗りの板がアクセントに。