ベランダとバルコニー
私達、業界人も特別な意識をもたないで、同意語として使用している場合が多い言葉ですが、実際には、それぞれに定義がある様です。
ベランダ:一般的には、二階以上の階にあり、建物から張り出しが有り、ある程度の雨風がしのげる屋根が有るスペースの事を呼んでいる様です。
バルコニー:ベランダと同じスペースをいいますが、屋根が無い場合を呼ぶようです。
特別に意識して使い分けする必要はないのではと、思います。
特に重要視しているのが、大雨時の排水対策です。
当然の事ですが、排水口は必ず設置しますが、必ず二カ所にするようにしています。
一カ所だけだと、そこがなにかの都合で詰まることがあるからです。詰まってしまうと、ベランダがプールに早変わりしてしまうからです(笑)その後はご想像に・・・。
特殊な例ですが、天然木が大好きなお客様。全ての素材を桧の天然木で。
風雨にさらされる屋外ですから、経年劣化は覚悟の上です。
そのために、お客様とも十分な打合せをしたうえで、腐敗防止の為の対策は考えつく全てを実施しました。
詳細内容は企業秘密です。(笑)
この写真は、新築後 10年経過した状態です。
今後の手入れについて打合せに伺った時、撮影しました。
その後、お客様の努力により、ほぼ新築当時によみがえっているはずです。
アルミ製の大型べランダ。床はタイル貼り。
物干し兼用なので出幅の大きい屋根も。子供様のプール遊びも。眺めも最高です。
ベランダ・バルコニーともに、使用目的をよくお考えいただいた上での設置をお勧めしています。
折角費用を投資したのに、単なる外観上のデザインだけになってるケースも・・・
営業部 太田