収納に思う事
適所に収納が有ると便利ですよね。
かといっても全ての希望場所に収納をとる事も、色々な都合によりなかなか思うようにはいかない事が多いです。
私は収納の奥行が非常に大切だと思います。
お布団の様に大きなものから色々な箱入りのもの、子育て世代にはおもちゃも、その他買い置き品も色々。
寸法もそれぞれ。よくよくお家の中を見渡してみると、びっくりするくらい寸法はまちまちです。
設計時にご希望される項目の一つに「収納を、沢山」が、あります。
必ずお尋ねするのが、お布団は何組?お布団以外に、お布団の寸法があるものは?そこで気付かれるのですが、一般的に作られている押し入れ、物入で、住宅の規格寸法(900~1000)の奥行が必要な物は、お布団以外にはほとんど無いことです。
クローゼットにしても、本当に規格寸法のままで良いのでしょうか?
お座敷に、まずお布団専用の押し入れを。次にお仏壇置き場を。そして床の間を。
リビングの壁面全体を家具調収納に。TV・アンプ・スピーカー・雑誌等々と。
必要に応じて建具も取り付け可能な材料で。天井埋め込みのシアタースクリーンも。
納戸・パントリーの両面壁に奥行の違うオープン棚を。
もちろん棚板は全て可動式にして収納品に応じて変更出来る様に。
土間収納にも・・・。
平屋部分を中二階にして小屋裏収納を取り、床梁を表し天井高を確保して、家族全員の大型クローゼットと更衣室として。
お手持ちのタンスを置き、他の部分には棚とハンガーパイプ。
キッチンカウンターの裏側を、壁の奥行を有効利用した収納を。
必要な場所には、建具も可能です。
よくよく悩み、考えた上で、より効率的、経済的収納をつくりませんか。
営業部 太田