再利用
写真は、K様邸の改築工事で解体の時に外した、桜の框です。
お施主様が、新しくする所の何処かに使って欲しいとの御要望で、玄関横の土間収納の框に再利用することになりました。
張り物の木と違い、無垢の木は、表面に傷があっても削って、新しく蘇る事が出きるのが利点です。
ただし、加工する者として注意しないといけないのは、解体時に折れた釘やビスが残っていることがあることです。
今回も注意していたのですが、1ヵ所残っていて、「チュン」と金属を削った独特の音がして、加工機の刃が折れてしまいました。
施主様の思い入れのある木材の再利用が出来る無垢の木は、大変価値があると共に、加工には、十二分(十分以上)の注意が必要だと、改めて感じました。
資材課 三宅