ひかる
こちらの現場の『上がり框(あがりかまち)』。
美しいカーブを描いているのが分かりますでしょうか?
『上がり框』とは段差のある床の見切り材のことで、玄関でよく見られるモノです。
玄関ホールの床材を切り落とした際に見えてしまう切断面を隠し、床材のささくれを防ぐ目的で使われる化粧材のことです。
木の自然な曲がりにを生かした『玄関框』にすることにより、玄関を広く美しく見せるための一工夫です。
木の曲がりに沿わせて、廊下側の床材を削り、隙間なく付き合わせることを建築用語で『ひかる』と言います。
大工さんの見事な技が光りますね。
このようなやり方は当社ではよく行われていますが、こういった曲がった材料は欲しいときにはなかなか手に入りませんし、欲しいときに急に買おうとすると、高価な買い物になってしまいます。
木材市で直接仕入れ、木材を自社倉庫で管理している当社だからこそ、お客様に、「良いものをお手頃に!」提供できていると自負しています。
こういった材料は、デザインが美しいだけでなく、経年により美しさを増していき、価値も高まります。
既製品ばかりの家づくりではなく、自然素材を上手に使ったこの世に一つしかない家づくりをしてみませんか?