地元産杉材のフローリングの不思議

昭和40年代から、急激に普及した合板フローリングが施工以来40年を経過して、

ここ10年来張り替えのオーダーが多く入って来ます。

「表面が剥がれてきた」「床がフワフワする」等々の

症状による場合がほとんどです。

私個人的にも当時は合板フローリングが当たり前と考えていたのですが、

10年を経過した頃から、その事に疑問を感じる様になり、

国内産杉・桧をフローリングとしてお薦めして来ました。

初めての時は、不安もあったので、自宅へ使用して様子を見ました。

10年位前から地元産杉材によるフローリングを

ご採用下さるお客様が多くなり、大変喜んでいます。

日本人が長い間親しんできた国内産杉材には天然木ならではの特徴があり、

経年変化を見るのが楽しみの1つでもあります。

施工直後の杉材には白い部分から濃い茶色、綺麗なピンク色まで

あえて分ければ何色もの色があります。

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↑施工直後の杉フローリング
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拡大写真

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↑施工後25ヶ月経過

2年を経過した頃から年輪の木目以外は、ほぼ同じ色に変化してきて

独特の味わいが出て来ます。

薄い色は濃くなり、濃い色の部分は薄くなって来るのです。

紫外線による日焼けには間違いないと思うのですが、その理由は???

これからも天然木の変化を楽しませて頂きたいと思います。

営業部 太田

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