奈義町現代美術館🖼️
休日に📍奈義町現代美術館へ行ってきました。
日本有数の”体感型美術館”として有名な奈義町現代美術館(通称:NAGI MOCA)
まさに、建築と作品が一体となった感覚を五感で味わうことができます!
NAGI MOCAといえば
「大地」「月」「太陽」の3つの展示室が有名で、今回それを見てきました!!
展示室「大地の部屋」
“うつろひ
– a moment of movement”
▶宮脇愛子
陽から陰へのグラデーションを
外光と闇のような陰で表現
ステンレスのワイヤーは
「心」や「気」をあらわし
その移り行きが感じられる
水平だが地上から地下へと
変容するかのような空間
まさに
「大地の部屋」は
大地のあらゆる”動きの瞬間“を
表現した空間のような気がします。
展示室「月の部屋」
“HISASHI-補遺するもの”
▶岡崎和郎
三日月のかたちをした大きな部屋
部屋に入ると”HISASI”が目に入る
ここでいうHISASIとは
「庇」のことを指している
また長い石のベンチも置いてあり
ここの部屋は
「安らぎの場所」「休む」という
意味が込められた場所になっている
‘今は何時だろう?’
‘何をしに来たのだろう?’
とすべてを忘れて
くつろげる空間こそが
「月の部屋」
展示室「太陽の部屋」
“遍在の場・奈義の龍安寺
建築する身体”
▶荒川修作,マドリン・ギンズ
この部屋は円柱の形をしている
サイドの曲面の傾斜は
急なため登ろうとしても
登り切れない。
1/8という縦方向の傾斜によって
歩ける場所はかなり限られる。
どんな態勢をとっても
どこに身体を置いても
落ち着かない
まさに”不安を強制されている”かの
ような感覚になります。
視覚的イメージと身体感覚のイメージが「ずれて」いるからだ。
普通の展示場は基本
視覚的イメージが優先であるが
ココは少しちがう
意識が身体から、あるいは身体が
意識から前のめりに「ずれて」
しまっている感じ。
それこそが「太陽の部屋」で
感じられる魅力である気がします。
↑ちなみに「太陽の部屋」は映えスポット📸として有名です!!
また、9/28~11/24の間「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催されています🌳
奈義町や津山市など県北地域の12市町村にて開催されています。
今回行った「奈義町現代美術館」をはじめ
〇奥津渓(鏡野町)
〇GREENable HIRUZEN(蒜山)
〇井倉洞
〇満奇洞
など、多くの場所で行われています。
興味ある方はぜひ行ってみてください🚗
▶資材課 三宅さんのブログもチェッ