倉敷で和風の注文住宅をお考えの方へ!平屋の特徴をご紹介します!
倉敷・浅口で和風の注文住宅を検討している方はいませんか。
和風の注文住宅の中でも平屋は暮らしやすそうというイメージから、あらゆる世代の方々から選ばれるようになりました。
平屋の機能性を事前に知っておくことで、より住みやすい家を建てられるでしょう。
そこで今回は倉敷で住宅を建築している企業が和風住宅の平屋の特徴について解説します。
□平屋のメリット、デメリットとは
*平屋のメリットとは
1つ目は平面計画を2階建ての建物より自由にできることです。
2階建て以上の建物の場合は、上の階からかかる荷重を考慮して部屋の間取りを決めなくてはなりません。
一方で平屋の場合は上の階の荷重がないため、住む人が望む間取りを実現できる可能性が高いでしょう。
2つ目は空間を有効活用できることです。
2階建ての建物は階段や上階の廊下などのスペースも必要ですが、平屋ではそれらが必要ありません。
ただの移動スペースを少なくして費用を抑えたり、何か価値のある空間に変えたりできるというのは大きなメリットですよね。
3つ目はどんな世代でも安心して暮らせることです。
階段の上り下りは高齢者や小さなお子様には、危険ですよね。
平屋では階段がないため転んだり、つまずいたりといった怪我のリスクが少なくなります。
2階建て以上の建物よりも常に近くに家族がいるため、世話をしやすいですよね。
4つ目はメンテナンスの費用を抑えられることです。
住宅で屋根や外壁の塗り直しをする場合、通常の2階建ての場合は高所で作業するため足場が必要になります。
一方で平屋では高さが低いため、足場がいらないこともあり費用を減らせます。
同じ家に長く暮らそうと考えている人であれば、平屋と2階建てではメンテナンスの面でも差が出るでしょう。
*平屋のデメリットとは
1つ目は広い土地が必要なことです。
平屋では高さがない分、横への広さが求められ面積が同じ建物で平屋と2階建てを比べると、1階の床面積は平屋が大きくなります。
2つ目は部屋の中心部の日当たりが悪いことです。
平屋は横に広いため、広ければ広いほど部屋の中心部に日の光が入りません。
昼でも暗いような部屋だと、快適には過ごしづらいですよね。もちろん対策はありますが。
□平屋での暮らしはどんなものか
平屋での暮らしというと階段がなくて、バリアフリーで高齢者や小さなお子様でも住みやすいというイメージがありますが、他にどんな特徴があるのかを紹介します。
例えば庭や縁側、部屋がすぐ近くにある点です。
自然を近くに感じながら過ごせるため庭にも行きやすく、小さなお子様が遊ぶのを近くで見守ることができますね。
その分、部屋に汚れが入りやすいということも知っておきましょう。
□平屋づくりで失敗しないためには
平屋を建てるときに失敗しないためにすべき対策を紹介します。
1つ目は周囲の高い建物がないかを意識することです。
平屋は高さが低いため周辺に高い建物があると、簡単に太陽から隠れて日陰になってしまいます。
平家を建てる際は、周辺にマンションやビルなどの高い建物が建てられる予定があるのかを調べとおくと良いです。
そして住むときに日当たりが実際にどんなものになるのかを確認したうえで、家づくりを始めましょう。
2つ目はプライベートの空間を配慮することです。
平屋は地面とほぼ同じ高さのため、外から見えやすかったり、音が聞こえやすかったりします。
間取りに失敗すると寝室など静かに過ごしたい空間でも、外の音が聞こえてきて眠れないことになるでしょう。
また外から見えやすいため、空き巣といった犯罪の被害を受ける可能性もあります。
外から覗かれづらいようなカーテンや、防犯カメラなどを設置して備えましょう。
3つ目は風通しを良く考えておくことです。
2階建ての家は高さがある分、あらゆるところから風が入りますが、一方で平屋は日の光と同様に、外からの風を取り込みにくいでしょう。
そのため季節ごとに異なる風向きであることも考慮したうえで、風を取り入れられる間取りの設計を行いましょう。
窓に関しては防犯対策も意識しなければならないため、安全な位置に窓があり風通しも良いのが理想です。
空気は高いところが暖かく、低いところが冷たいため高窓から空気を逃し、地窓から冷たい空気を取り入れるのがおすすめです。
風通しが悪いとダニやカビが繁殖しやすくなるうえに、構造材の腐食にもつながる可能性があるため、侮ってはいけません。しっかりとそのあたりを考慮したうえで対策を行うことが重要です。
今回紹介した対策を参考にして、住みやすい平屋を作れると良いですね。
□まとめ
今回は和風の住宅である平屋について解説しました。
平屋は一見メリットが多いように見えますが、2階建てにはないデメリットもあるため、メリットとデメリットをじっくり比較検討して決めるようにしましょう。
和風の注文住宅をしたいと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。