階段
二階建て住宅の平面計画の上で、階段の位置は非常に重要です。
各部屋の位置は気に入った間取りが出来たのだが、階段が無かった!
二階にはどこらら・・・??と、経験の少ない頃に失敗を繰り返した事を思い出します。
部屋の配置に目処がついたら、一番に階段の位置とデザインを考える必要があります。
特殊な事例ですが、自然志向の強いお客様のご希望で実現した畳敷階段です。
段鼻と呼ばれる部分は消耗が激しいので、畳枠を兼ねて天然木で。
体にやさしい階段の出来上がりです。
窓はなくてもいいから、明るく、広い屋根裏部屋と、専用階段をご希望のお客様で、水害が多発する昨今、過去に経験もされており、水害時の避難場所としての収納を兼ねた部屋のご希望でした。
大きな吹き抜けのあるリビング階段。杉の一枚板を使用し、手摺も、杉の細口丸太一本物です。
長いので元から先まで同じ太さのものは無く、元口は削らざるを得ませんでした。
昔からの箱階段を思わせるようなデザインの、国内産天然松材での廻り階段です。
天然松板は、気候変動の影響もあるのでしょうか、今では入手が困難になりつつあります。
当社には在庫が沢山ありますので・・・。
古民家再生工事にて、梯子式階段だったものを、色々な工夫を重ねて実現することが出来ました。
鉄骨階段をプラン変更により、広い玄関・たっぷり収納・段数確保のためにホールにまがりも付けた改装です。
営業部 太田