築150年の古民家再生工事

工事着工前　　　

工事完成時

築150年、何代にも引き継がれ住み続けてこられた旧家を、「傷みも進んできたので」と、ご相談を頂きました。
屋根は何度もの改修を重ねてこられた様ですが、「限界かな？」とのお話もありました。
生活様式も新築当時とは大きく変わってきたので、間取りの変更と一部減築、傷みの進んだ部分の建て替えも含めた再生工事になりました。

まず、傷みの進んだ部分の解体から着工して、二階屋根の葺き替えを先行して仕上げる工程を選択しました。
一部構造上重要な部分の傷みも進んでおり、お客様のご決断のタイミング次第では・・・？　
でも、大丈夫です。150年間よく頑張ってくれたと思いました。

既存部の床下には防湿シート敷二重敷・乾燥砂押さえと転圧を実施して、今後の湿気対策を施工しました。

建て替え部は、鉄筋コンクリートベタ基礎を施工し、既存部の造作工事と並行して建て方をしました。

屋根瓦を葺きあげし、屋外の木工事も進んでいます。
屋内外の造作完了後、木製塀他の外構工事を進めて、無事完成しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

建て替えか？　リフォームか？　再生か？
お客様にとっては、決断が非常に悩ましいと思います。
まず、お気軽にお声を掛けてみて下さい。

営業部　　太田