ウイスキーはなぜ琥珀(こはく)色?
今年のゴールデンウィークは家呑みの機会が多いのではないでしょうか。
私はビール・日本酒・焼酎・ワインは大好きですが、ウイスキーやスコッチなどいわゆる洋酒は少し苦手です。
ま~お酒がないときはウイスキーでもバーボンでもブランデーでも何でもいいのですが・・・(*^_^*)
日本酒・焼酎などは透明色なのに、ウイスキーなど洋酒はなぜ琥珀色をしているのでしょう?
ウイスキーは蒸留を終えた時点での液体は無色透明なのですが、木製の樽に詰められて、貯蔵庫で長い間熟成されることにより琥珀色になるのです。
つまりあの色と香りは、樽の木の成分が溶け出したものなわけです。
オーク材からタンニン質やリグニンと呼ばれるポリフェノール類が溶け出してきて、香りや味わいの変化とともに、琥珀色に染まっていくそうです。
※オークは日本語では落葉樹の種群は楢(ナラ)、常緑樹の種群は樫(カシ)と呼ばれます。
焼酎やウオッカを樽に入れても同じように琥珀色になるようです。
宮崎県の焼酎で有名な『百年の孤独』は焼酎を樽で熟成させているため琥珀色をしています。
初めて飲んだとき「これウイスキーじゃん」と思いました。
以前、実家で木製の樽に焼酎を入れてしばらく放置しておいたら、見事に琥珀色になりました!
しかし、飲んでみたら全く美味しくありませんでした。(>_<)