節分編「森本工務店は日本のしきたりを大切にしています。」

知らぬは恥 

以前、驚くような光景を目にしました。

ある住宅会社の方が当社の完成現場を見学に来られた際、なんと床の間に座られました!一緒に来ていた人が「床の間は座ったり、踏んだりしてはいけない場所だ。」とすぐ注意してくれましたが、住宅会社に勤めている人でさえそのような常識を知らないのかとビックリしました。

「敷居を踏んではいけない」

「畳縁を踏んではいけない」

などなど、昔から家族から教えられてきた大切なルールがあります。それを知らないまま育ってしまうと、他の家にお邪魔した際や、観光地の建物を見学する際に非常識な行動を取ってしまうことになります。このようになってしまう背景には、最近新築される建物に和室が無かったり、床の間や、敷居が無くなってきているのが原因かもしれません。教える機会や環境が減り、教える人がいなくなってきているからです。

「敷居を踏んではいけない」ということは、敷居を踏むことによって、敷居が傷つき建具がスムーズに動かなくなることを注意する意味があり、自分お家、人様の家を傷つけてはいけないという意味があります。

つまり、「ものを大切にする。」ということを先人は教えてくれていたのです。

マナーは家庭から

森本工務店は、住まいや家づくりを通して日本人が大切にしてきたしきたりを伝えていきたいと考えています。

ものを大切にする心、家族を大切にする気持ち、常に何事に対しても感謝する態度など、しきたりを守っていく気持ちを、住まいを通して伝えていくことができる家づくりを実践していきます。

大切な家族の絆のために。

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