梅雨編「森本工務店は四季を大切にしています。」
軒ゼロ住宅で大丈夫?
最近の家って庇(ひさし)が無い家が増えています。庇どころか軒(のき)まで無い家が増えています。
※軒とは、外壁面から外に着き出した屋根部分のこと。
※庇とは窓など開口部の上に付ける小さな屋根のこと。
その理由としては、デザインがシンプルで格好いいというのもあるようですが、庇がなければコストがかからない。光を取り入れるのに有効との理由もあるようです。
ある住宅メーカーで5年前に新築された方から相談がありました。
「庇がないので、庇を付けて欲しい。」とのことです。
その方は、新築時、庇はオプションだったらしく、金銭的理由から、庇は付けなかったそうです。
庇を付けなかった結果、わずかな雨でも室内に入ってくる。
夏の日差しの入り方が凄くて暑い。
窓ガラスがすぐ汚れる。
などなど、施工の悪さもあると思いますが、庇を付けなかったことによるデメリットが顕著に表れています。
気候風土に適した建物を
四季のある日本、軒や庇は、夏は日射を遮り、梅雨時期は雨から家を守ってくれます。
森本工務店は常々、日本の住宅には庇や軒は絶対必要だと思っています。