名栗 スプーンカット なぐり
こちらの新築現場の玄関床材には『スプーンカット(なぐり加工)』がされています。
足触りがとても気持ち良く、ずっと立っていられます。
『スプーンカット(なぐり加工)』とは、板や角材やに『突き鑿(のみ)』『釿(ちょうな)』と呼ばれる大工道具で独特の削り痕を残す日本古来からの加工技術のことです。
アイスの表面をスプーンですくったような痕がつくことから『スプーンカット』とも呼ばれています。
私は『名栗(なぐり)』の方がしっくりくるのですが、最近のお施主様は『スプーンカット』の方が認知度が高いようです。
日本建築において、床材だけでなく、濡縁や腰板、門や垣の部材などに使われてきました。
床がひんやり感じないよう浴室の床材にもお勧めです。
こちらの床を見学・体感されたい方は、こちらからご予約下さい。