変形宅地の購入と新築工事




購入候補地を数カ所見つけられて、迷われている時の出会いでした。
「立地は一番気に入っているのですが、極度の三角地の為・・・。」と、躊躇されていました。
他の候補地ともに現地を案内して頂き、それぞれの長所・欠点を比較検討してみました。
結果的に、私のおすすめは、第一候補地の三角地でした。


外構も含めたご希望をお聞かせいただき、建物平面計画・駐車場を含む外構計画までをご提案しました。
車の回転可能場所が目の前の道路で可能で有った事、宅地金額が分譲地の行きどまりであり、極度の変形地のため超低価格での購入が可能で、他の候補地とも検討を重ねた結果ご決断をされました。


完成直前の玄関周りです。変形地を感じさせる事はありません。


廻り階段の下を最大限有効活用しての、広い屋外収納もとれました。
内部には、多段棚も設置して、ストックハウスは無用です。


東西の通路幅は並行での1mを確保して、接続地が農道で一段低い為に高い塀は無用。
勝手口の出入りともに日常生活の不便は有りません。


二階ホールの多目的スペース。収納用にロフトも。
子供部屋は将来2室に分割できる出入り口2カ所と、それぞれにクローゼット付き。
三角部分も最大限活用。


白木造りの玄関ポーチ。
土間収納には、可動式の多段棚と簀の子を設置して、家族の出入りを。
玄関に靴は散らかりません。玄関ホールの正面にはニッチ仕様の飾り棚も。


三角コーナーを活用しての飾り棚付畳コーナーと一体化した広いLDK。
壁掛けTV置き場も決めて、採光確保の為の地窓と高窓も。
御入居後の生活で、三角地を感じる事は有りませんし、来客様も敷地の特徴には気が付かれません。
建物の工事費用は少し割高にはなりましたが、宅地購入費と合計するとむしろ割安でした。
分譲地にはどうしても変形地が出来てしまう事がありますが、プラン次第では・・・。
営業部 太田