吹き抜け
明るくて、広々としたリビングにし、開放的な空間にしたい。
ロフトが欲しいので屋根裏空間を吹き抜けにできないか?。
キッチンを中心に、閉鎖的になりがちな二階での家族全員の息づかいが、聞こえるようにはできないか?
と、お客様によってご希望される表現は色々です。
過去に比べると、各種基準による構造上の制約が増えた為、吹き抜けをご希望の場合は、早い段階での打合せを、お願いしています。特に耐震等級3での性能評価をご希望の場合には、ご期待に沿えないケースもあります。
又、必ずご検討頂かなくてはいけないのが、真冬の暖房対策です。
御存知の通り、暖かい空気は軽くなって、上に上に上がります。
したがって、大きい吹き抜けを造ると、せっかく暖めたものが、上の階に上がる事になります。
二階には、暖房がいらなくなるケースも・・・。(笑)
いくら暖房をしても、下の階は足元が冷え冷えとしてしまいます。
その対策としては、床暖房の効果が期待出来そうですが、対費用効果は・・・?
真夏は逆に、二階が暑くなるので風通しに配慮した間取りをお勧め致します。
古民家再生工事により、二階の床梁を化粧に表して、吹き抜けにし、二階に付けた大きな窓の効果により、明るく蘇りました。
増改築工事により、中二階の屋根裏を吹き抜けに。
薪ストーブを設置する事で、真冬の暖房対策。二階の寝室にも熱を取り込む工夫をしました。
営業部 藤井